冊子印刷の需要はこれからも存続し続ける。

私は広告関係の会社で働いています。肩書きは「コピーライター」。職業を名乗ると、たいていコピーライターって何をする仕事なの?と、聞かれるので、簡単に説明します。コピーライターの仕事は大きく分けて2つの種類があります。一つは、広告表現寄りの仕事です。例えば、商品の魅力を伝えるキャッチコピーや、キャッチコピーを補足するためのボディーコピー、そして商品の特長などを分かりやすく伝える商品コピーなど、商品の販促に関わる仕事です。広告媒体は、商品パンフレットやチラシ、WEBサイト、新聞・雑誌広告、電車の社内広告など、人が目にするあらゆるメディアで「言葉」を通じて活躍できます。もう一つは、編集寄りの仕事です。

土地や、お店などに出向いて、魅力を紹介したり、著名人や教師、学生などに取材を行い、本人が伝えたい内容やその人の魅力を代弁します。掲載する媒体は、広告寄りの仕事とさほど変わりませんが、雑誌の特集では数ページを担当することもあり、特集比較的文章量が多いため、「言葉」以上に「文章」で勝負する仕事と言えるかもしれません。様々な媒体で活躍できる仕事ですが、私が最もやりがいを感じる媒体は、「パンフレット」や「雑誌」です。なぜなら、自分の書いた文章が最も「形」として具現化するような気がするからです。最近では、広告をはじめすべてがWEB化していて、本や雑誌も、携帯やパソコンで読めてしまう時代。しかし小さい頃から本や雑誌に親しみ、そこで学び、知らない知識を得るきっかけになったのは、WEBではなく、「冊子」です。冊子に印刷された活字を見るだけで心が和み、誌面上に並んでいる漢字やひらがななどの文字を芸術的な視点から美しいとさえ思います。もちろん、いつでもどこでも好きな時に情報を得られるWEBは便利ですし、技術の進歩は喜ばしいことです。

しかし私はこれらの理由から、やはり冊子の方に魅力を感じ、多くの仕事を行いたいと思っています。今後、ますますWEBの台頭が加速し、冊子印刷の会社は、需要が少なくなるかもしれません。とは言え、私のようにWEBより冊子を愛する人もまだまだたくさんおり、この先も減ることはないと思います。このような冊子愛の強い人がいる限り、冊子が消滅することはないでしょう。今後も私は、言葉を冊子上に記し、人に伝える事が出来るコピーライターという仕事に誇りをもち、冊子を通じて、多くの言葉をこの世に残していきたいと思います。

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